商標と産業財産権
あなたの商標を ブラジルで守る
商標は企業にとって最も価値ある資産の一つです。ブラジルでは、商標の独占的使用権は使用ではなく、INPI(ブラジル国家産業財産庁)への登録によって生じます。早期に出願し、手続を丁寧に追うことで、企業が築いてきた名称を失うことを防げます。
商標登録により、企業は登録を受けた商品・役務の区分において、名称、ロゴまたはその組み合わせをブラジル全土で独占的に使用する権利を得ます。登録の有効期間は10年で、何度でも更新できます。
意匠は製品の形状、すなわち製品を識別させる外観、線、色彩を保護します。パッケージ、家具、電子機器、部品などのデザインの模倣を防ぐための手段です。
業務は出願から権利行使まで及びます。事前調査、出願、公報の監視、拒絶理由への応答、異議申立て、審判、そして登録後の譲渡・ライセンス契約や無断使用への対応です。
ご相談のタイミング
- 製品、オンラインショップ、新しい名称を立ち上げる前。
- 他社がすでに似た名称を使用しているとき。
- 商標についてINPIから異議申立てや拒絶理由通知を受けたとき。
- マーケットプレイスやSNSに商標や製品の模倣品が現れたとき。
- 商標のライセンス、事業の売却、投資の受け入れを予定しているとき。
- 外国企業がブラジルで販売を始めようとするとき。
手続の流れ
先行商標調査
INPIのデータベースで、同じ区分に同一・類似の商標が存在するかを調べ、出願のリスクを評価します。
区分の戦略
現在および今後販売する予定の商品に応じて、区分と商標の形式(文字、図形、結合)を決めます。
出願
出願書類を準備し、INPIに提出します。出願日が名称に対する企業の優先日となります。
監視
産業財産公報の公告を監視し、拒絶理由、異議申立て、審判に期限内に対応します。
登録後の保護
更新、譲渡・ライセンス契約、警告書の送付、不正使用に対する削除要請を行います。
よくある質問
INPIの登録にはどのくらいかかりますか?
INPIの審査待ちの状況や異議申立ての有無によって異なります。ただし、出願の時点で出願日からの優先権は確保されます。
長年使用していれば、商標の権利はありますか?
いいえ。ブラジルでは商標の所有権は登録によって取得されます。先使用が特定の場面で役立つことはありますが、INPIへの出願の代わりにはなりません。
外国企業もブラジルで商標登録できますか?
はい。外国企業はブラジル国内に代理人を置く必要があり、パリ条約の期限内であれば、本国での出願に基づく優先権を主張できます。
登録でロゴと名称の両方が保護されますか?
選択する形式によります。結合商標は全体を保護します。多くの場合、名称とロゴを別々に登録することが有効です。
商標を模倣されたらどうすればよいですか?
商標が登録済みまたは出願済みであれば、侵害者への通知、プラットフォームへの削除要請、必要に応じて訴訟を行うことができます。